宝物
県指定文化財神輿7基
神輿は、神霊・神体を奉ずる輿という意味で、古くより神幸など奉遷の為の重要な祭具として用いられた。

鶴岡八幡宮には、本宮神輿3基、若宮神輿4基の計7基あり桃山期から江戸初期頃の形態的特徴をもち、神奈川県の文化財に指定されている。
『鶴岡八幡宮創建并将軍家御宮造営等之記』に「寛永甲子年事始、同三年迄上下之御宮并諸堂社基外、神器・祭器・神輿等迄造畢」とあり、また若宮の神輿御屋根頂きの龍の飾り金具の柄に「寛永元暦十一月三日」と刻してあることから寛永初期の造営と考えられる。若宮の神輿は本宮の神輿に比してやや形体が小柄であるが、概ね形式は同じである。

文政4年(1821)雪ノ下村置石町より出荷した火災により、上宮を中心に諸堂を焼失するが神輿は、直前に廻廊の裏から英勝寺に移して無事であったという。

この7基の神輿は、現在宝物殿前西側廻廊に安置されている。鳳凰・宝珠・菊を頭部に付けた本宮3基の神輿は、現在も9月15日の例祭に引き続き行われる神幸祭に、烏帽子、白丁姿の氏子崇敬者の所役に奉舁され、錦旗・高張提灯・太鼓・楯・鉾・弓・矢・太刀などの威儀物と共に行列を整えて、二ノ鳥居まで出御し、御旅所祭が執り行われ、再び列を整えて本宮へと還幸する。
神輿イメージ

もどる
上へ 次へ
Copyright(c)2002,TheTsurugaoka hachimangu Shrine.All rights reserved.