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紙本墨書 鶴岡社務記録 2巻
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中世の鶴岡八幡宮の様子を記した史料は、『吾妻鏡』を始めいくつか数えられるが、当宮伝来の記録・古文書といえば、まず『鶴岡社務記録』と『鶴岡八幡宮古文書』があげられよう。

『鶴岡社務記録』は、鶴岡八幡宮に奉仕した代々の社務(別当)の165年におよぶ記録で甲乙2巻からなるが、首尾と46年分の記事が欠けている。

甲巻は、初代円暁在任中の建久2年(1191)3月3日の中途より十八代覚助の建武3年(1336)6月20日まで、鎌倉時代全般にわたって、歴代社務の前歴をはじめ補任年月日・在職期間・官位の昇進・社殿の修営・恒例臨時の仏神事・神異・将軍あるいは執権の参詣記事などは勿論だが、そればかりでなく鎌倉幕府の政治的側面をうかがわせる記述や鎌倉の街の様子、災害のことなど興味深い記事も少なくない。また『吾妻鏡』に記されて然るべき右のような本書独自の記事もあり貴重である。 甲巻イメージ 乙巻は、建武3年(1336)6月20日より文和4年(1355)4月1日の中途までで、十九代頼仲一代の在職期間の事跡が記されている。甲巻に比べ内容は頗る詳細を極めている。

右記のように、南北朝動乱期の社頭の緊迫した状況なども活写されている。
乙巻イメージ

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