自然
樹木物語
鎌倉時代の歴史を語る木柏槇
柏槇イメージ 若宮の東側に柏槇があります。この柏槇は、昭和38年に市天然記念物に指定され、幹のまわりは4mを超え、鎌倉市内の柏槇の中でも非常に大きなものの一つです。幹が従裂しねじれた独特の樹幹の立ち上がりには目を見張ります。和名をイブキ、別名を鎌倉イブキというのは鎌倉に多く見られるからだそうです。

日本で柏槇が見られる様になるのは鎌倉時代からとされています。鎌倉時代は禅宗寺院の建立が盛んであり、中国の寺院様式を模したといわれ、禅宗寺院の庭にこの木が多く植えられました。まさに“禅宗の歴史を物語る柏槇の古木”といわれる所以でしょう。

さて、八幡宮の柏槇ですが、三代将軍源実朝公が宋の国よりはじめてその種苗をとり寄せたと伝えられています。実朝公の中国への憧憬は、かねてより深く、唐船造営という渡宋の計画や、宋渡来の茶を僧侶たちから献ぜられたりした話が残されています。

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